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FTA/EPAの原産地証明: VA(付加価値基準)を満たせばいいのか?

原産地証明で、VA(付加価値基準)で証明しようとした場合、初歩段階で気をつけてもらいたいことがあります。

VAの基準さえ満たしたら、原産性が証明できたことになる訳ではなく、その手前に、「日本で作った」というベーシックな仮定があります。

中国から1個10円で仕入れてきて、海外に100円で売ったらVA90%だからOKとはなりません。

日本で作ったという前提があるのです。そうでなければ、マージンをたくさんつければ[日本産」になってしまう。

マージンをつけるだけがダメなだけではなく、以下のような作業は対象外です。

  • 輸送または保管の間に産品を良好な状態に保存することを確保する作業
    • 乾燥、冷凍、塩水漬けなど
  • 改装及び仕分け
  • 組み立てられたものを分解する作業
  • 瓶、ケース及び箱に詰めること、他の単純な包装作業
  • 部品や構成品を一つの完成品にとりまとめるような作業
  • 寄せ集めてセットにするだけでは、原産資格対象になりません
    • アセンブリがあって初めて対象となります
    • 物品を単にセットする作業
  • 上記の作業の組み合わせ

おわかり頂けましたでしょうか。